用語の解説

基本的な用語

自然治癒力(しぜんちゆりょく)

心身が不調に陥った際、自分自身が生まれ持った体内のシステムを使って症状を回復させていく能力。

風邪が自然と治ったり、切り傷や筋肉の痛みが時間の経過と共に回復したりする現象。

他にも、内臓全般やホルモン、神経系などにも働いており、人間の体全てを不調から守る働きをしている。

好転反応(こうてんはんのう)

好転反応とは、身体が悪い状態から良い状態に向かっていく過程で身体に起こる反応の事です。

反応にはさまざまな症状があり、出方にも個人差があります。

しかし、どれも概ね一時的なもので身体が良い状態で安定すれば、治まりますのでご安心下さい。

筋肉・骨格関連の症状に関連する用語

側わん(そくわん)

背骨が横に曲がり、多くの場合は背骨自体のねじれを伴います。

大部分は学童期の後半から思春期に発生します。

O脚(おおきゃく)

足を揃えても両膝がつかず、足がOの字のように外側に湾曲した状態を言います。

実は生まれたときは誰でもO脚なのですが、成長するとともにほとんどの人が改善されます。

しかし、成長してもO脚のままだったり、膝を傷めやすい生活習慣を行っていると、高齢になってから「変形膝関節症」を引き起こすこともあります。

X脚(えっくすきゃく)

X脚は、O脚とは逆に「両側の膝付近を中心とした外側凹の変形」を言います。

左右の膝の内側を揃えても、左右の内くるぶしが接しません。

また、足を揃えて立とうとすると、膝がぶつかってしまいます。

外反母趾 (がいはんぼし)

親指のつけ根が外側を向き、小指の方へ曲がっている状態で通常、痛みを伴います。

オスグット・成長痛(せいちょうつう)

小学校高学年から中学生に多く見られ、成長期に膝のお皿の下が痛く腫れたりする症状です。

○自律神経・ホルモンの症状に関連する用語

自律神経 (じりつしんけい)

自律神経は、体内の様々な働きをコントロールしている大切な神経です。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。

交感神経 (こうかんしんけい)

自律神経系の1つで、激しい活動を行っている時に活性化します。

例)血圧アップ、心拍数アップ、血管を狭めるなど

副交感神経 (ふくこうかんしんけい)

自律神経系の1つで、主な仕事は、体を修復することです。

例)血圧ダウン、心拍数ダウン、血管を広げるなど

自律神経失調症 (じりつしんけいしっちょう)

自律神経失調症とは「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れてしまい、体や心に不調をきたしている状態をいいます。

ホルモン

ホルモンは、血液を通して体内を循環して、体の各部分の働きを調節するための情報伝達の役割があります。

人の体には、男性ホルモン、女性ホルモン、成長ホルモンなど、いろいろなホルモンがあります。

○心理的な症状に関連する用語

恐怖症(きょうふしょう)

特定のある一つのものに対して、他人には不可解な理由から、心理学的、および生理学的に異常な反応を起こす症状です。

トラウマ

衝撃的な肉体的、精神的ショックを受けた事で、つくられた心の傷を指します。

心身症(しんしんしょう)

体の症状の中で、その発症や経過に心理的な要因が関与している病態を言います。

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